ウイルス性肺炎は、かぜやインフルエンザなど身近な感染症を起こすウイルスに感染することで、特に乳幼児・高齢者・免疫力が低下している人で重症化しやすい肺炎です。
なぜなら、
ウイルス感染は気道や肺の防御機能を弱めたり、免疫力が低下することで、それまで体内に潜んでいたウイルスが再び活性化したりすることで、肺に炎症を起こしやすくなるからです。
つまり、
・インフルエンザ・RS・アデノ・ヒトメタニューモウイルス:多くは軽症ですが、乳幼児や高齢者では肺に達し、肺炎になることがあります。
・ インフルエンザ後の肺炎球菌感染:インフルエンザで気道が傷つくと、肺炎球菌が侵入しやすくなり、高齢者では命に関わることもあります。
・ 新型コロナウイルス:当初は重症肺炎が多くみられましたが、現在はウイルスの弱毒化が進み(代わりに、人にうつしやすくなっていますが)、インフルエンザに近い位置づけになっています。ただし、免疫力が低下している高齢者にとっては、相変わらず脅威の存在です。
• サイトメガロウイルス:普段は体内に潜んでいますが、免疫が低下すると再活性化し、重い肺炎を起こします。
・麻しんウイルス:ワクチン未接種の場合、肺炎を合併し重症化しやすくなります。
つまり、
ウイルス性肺炎は「感染そのもの」だけでなく、「その後の体の状態」が重症化を左右します。たとえば、インフルエンザの後に肺炎球菌肺炎を起こすケースが代表的です。
以上、
ウイルス性肺炎を防ぐには、ワクチン接種と体調管理がとても大切です。日常的な感染症でも油断せず、体の声にやさしく耳を傾けていきましょう。

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