肺炎は、身近に存在する細菌が原因で起こることが多く、特に子どもや高齢者では注意が必要です。
なぜなら、
これらの細菌は、普段は鼻や喉、皮膚などに静かに住んでいますが、年を取り、体の抵抗力が弱ったときに肺で悪さをすることがあるからです。また、咳などで人から人へうつる場合もあります。
実際、
・肺炎球菌:最も代表的な肺炎の原因となる菌です。多くの型(100以上)があり、ワクチンは一部の型に有効(ワクチンに含まれている菌型では、抵抗性を示すので、厄介なことに、ワクチンに含まれていない菌型が病気を引き起こす原因となって問題となっています)。高齢者や乳幼児で重症化しやすいです。
・インフルエンザ桿菌b型(Hib):小児で重症化しやすく、髄膜炎などを起こすことも。現在は定期予防接種があります。
・緑膿菌:環境中に広く存在し、院内肺炎や誤嚥性肺炎の原因になります。
・黄色ブドウ球菌:普段は無害ですが、免疫力が低下すると肺炎を起こすことがあります。
つまり、「普段は問題ない菌」でも、体調や年齢しだいで肺炎の原因になります。たとえば、鼻にいる肺炎球菌が、咳をきっかけに人へうつることもあります。
以上、 肺炎を防ぐには、ワクチン接種や日頃の体調管理がとても大切です。身近な菌だからこそ、正しく知って、やさしく備えていきましょう。

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