市中肺炎と院内肺炎について

感染対策

肺炎は「どこで感染したか」によって、市中肺炎と院内肺炎に分けられ、重症化のしやすさや原因となる病原体が異なります。

なぜなら、

生活環境と医療環境では、接触する病原体の種類や体の状態が違うため、肺炎の性質にも差が出るからです。

実際、

・  市中肺炎:普段の生活の中でかかる肺炎です。肺炎球菌をはじめ、マイコプラズマ、クラミジア、インフルエンザウイルス、新型コロナウイルスなど、社会で広く流行している病原体が原因になります。

・  院内肺炎:入院して48時間以上たってから起こる肺炎です。もともと病気を抱えている人に起こるため重症化しやすく、黄色ブドウ球菌や緑膿菌、大腸菌など、病院内に多い菌が原因になります。


つまり、

元気な人が外でかかる肺炎と、入院中に起こる肺炎では性質が違います。たとえば、院内肺炎は治療が難しくなることが多いです。

以上、

肺炎は感染した場所を知ることで、原因や治療方針が見えてきます。環境の違いを理解し、早めの対応につなげていきましょう。

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